別所神社

 

観音社名は、古くから「熊野社」といわれていました。社伝によると、紀州(和歌山県)の熊野本宮大社から分祀〔ぶんし〕されたといわれています。以来ずっと熊野社でしたが、明治11年(1878)に別所神社に改められました。
建物は「一間社隅木入春日造〔いっけんしゃすみきいりかすがづくり〕」といいます。屋根は瓦葺です。
本殿は18世紀の神社本殿として、規模も大きく、建築様式や、建物を飾る彫刻も華〔はな〕やかで、建築物として優れ、当初の形式がよく残され、文化財として保存価値の高いものです。