大湯薬師堂
薬師堂は弘安4年(1281年)清誉玄斉大徳の開基。堂内には本尊の薬師如来像をはじめ十二神将像、歴代住職の位牌、祖師像と上田藩主仙石政俊公の位牌が祀られています。 また、境内に十王尊堂があります。 境内山腹には天正年中(1573〜91年)に創設と伝える「温泉社」があり5基の石祠の1基に七久里玄斉霊神と刻まれています。 この薬師堂は古来より大湯の出湯をとりまく地元住民の温泉の安穏と薬効をご利益とするお薬師さんへの信仰のもとに薬師講中が護持してきたものです。