別所温泉をのんびり散策してみませんか?
近年新たに整備された散歩コースや木製のベンチ、ミニパークなどがあり楽しい散歩道になっております。
またちょっと疲れたら喫茶店や足湯(無料)、200円で入れる外湯が3箇所ございますので、休みながらゆっくり観光できます。
神社仏閣の鑑賞と一緒に隠れた名所もご紹介しておりますので、是非訪れてみてください。
常楽寺美術館(常楽寺境内)
昭和45年10月15日に設立。
開館時間
4〜5月/9時〜16時30分、6〜9月/9時〜17時、10〜11月/ 9時〜16時30分、12〜3月/9時〜16時
休館/8月9日〜8月31日と12月25日〜1月25日
※詳しくはTEL:0268(37)1234 または常楽寺ホームページで
展望台
2011年2月27日、安楽寺と常楽寺を結ぶ遊歩道に展望台が設置されました。
そこから見える山々を透明なアクリル板にレーザーで彫り、また山名や標高も彫り込んであります。
散策の途中ちょっと立ち寄ってご覧ください。
愛染カツラ(=あいぜんかつら、北向観音境内)
樹齢1200年の老木で天長の昔、常楽寺の火坑出現の観世音菩薩が影向(ようごう=神仏が一時姿を現すこと)した霊木といわれています。
境内の東隅にある愛染明王堂とこの桂の木に因んで故川口松太郎氏(1899 - 1985、第一回直木賞受賞)が「愛染かつら」 を書かれたことはあまりに有名です。
若い人たちからは「縁結びの霊木」として親しまれております。
昭和14年6月5日、長野県の天然記念物に指定されました。
平 維茂(たいらのこれもち)将軍塚
平安時代中期の武将。
平将門の乱平定で名を馳せた平 貞盛の甥で養子となり15番目の子として余五将軍と呼ばれた平維茂(たいらのこれもち) の墓とされています。
「鬼女紅葉伝説」
戸隠村(現長野市戸隠)で一党を組織して富豪の家々を襲うようになった紅葉。その噂は京都にも届き、紅葉討伐のために派遣されたのが平 維茂。平 維茂は苦戦するも、別所温泉の北向観音の加護によって紅葉を討ち取ったといいます。しかし、維茂も戦いに傷つき別所温泉での湯治も虚しく亡くなったとされています。